炎天下の現場で、汗だくで働いてませんか?
「もう、熱中症で倒れそう…」
「この暑さで、仕事がはかどらない…」
まだ、そんな辛い思いをしているんですか?
もし、あなたが熱中症対策グッズを十分に揃えていないのであれば、ぜひこのブログ記事を読んでください。
現場歴15年以上のベテランが厳選した絶対に持っていてほしい熱中症対策グッズを7つご紹介します。
毎年、熱中症に苦しんでいた僕が克服できるようになった夏の装備達です。
ぜひ参考にしてみてください。
気合や根性ではなく、グッズを頼りに快適に夏を乗り越えましょう!
夏の現場に必須の熱中症対策グッズ7選
以下の熱中症対策グッズをご紹介していきます。
- 空調服
- アイスベスト・水冷クールベスト
- ヘルメットインナーキャップ
- コンプレッションインナー
- アームカバー
- 水筒
- クーラーボックス
実際に僕が現場で愛用している夏に手放せないグッズ達です。
おすすめの商品も合わせてそれぞれご紹介していきます。
もし、持っていないグッズがあればぜひ購入を検討してみてください。
1.空調服
空調服とは、ファンとバッテリーを内蔵した作業服で、ファンを回すことで衣服内に風を送り込み、体温を下げることができます。
外気をファンで服の中に取り込み、循環させ汗を気化させ体を冷やす仕組みです。
汗をかいても蒸れにくく、1日中涼しく快適に仕事ができます。
今の時代、夏の現場を知っている職人は全員持っていると言っても良いぐらいの必須アイテムです。
空調服を着て夏バテしている人はほんとに少ないです。
「空調服なんて邪魔くさい」と言っているヤツほど、よくバテているのを見かけます。
もし、まだ持っていないのならまずは空調服から検討してください。
空調服だけでも夏の暑さから開放されます。
空調服の種類
空調服には、大きく分けて3種類があります。
- ベストタイプ
- 半袖タイプ
- 長袖タイプ
ベストタイプは袖がないタイプのウェアのことで、他に半袖や長袖のタイプがあります。
おすすめの空調服のタイプは、袖なしのベストタイプです。
ベストタイプは、ちょうど風が脇に直撃し、長袖タイプよりも涼しく感じます。
また、長袖と比べて、腕までウェアが膨らんでしまうこともなく、作業性も良いです。
空調服のタイプで迷っている方は、ぜひベストタイプを検討してみてください。
おすすめの空調服
オススメの空調服は、バートルのエアークラフトシリーズです。
【あす楽】【 電動ファン付きウエア 2023新セット 】エアークラフトベスト AC1034-SET BURTLE バートル AIRCRAFT 空調作業服 空調ベスト [返品・交換不可] 価格:22078円~ |
作業着でも有名なメーカーのバートルですが、空調服はかなり人気です。
おしゃれなデザインや、機能性に優れており圧倒的にユーザーが多いです。
実際に僕の周りの現場ででは、5割の作業員がバートルを着ています。
聞いたことが無いようなメーカーや、安すぎる低品質なものは買わない方が良いです。
すぐファンが壊れたり、「空調服ってこんなものか…」と思ってしまうような、涼しさが感じられない商品もあるので注意しましょう。
空調服は毎年、梅雨明け直後には完売するショップが多いです。
シーズン入る前の早めに購入することをオススメします。
空調服について、さらに詳しく解説した記事はこちら↓
2.アイスベスト・水冷クールベスト
アイスベスト
アイスベストとは、保冷剤が入るポケットが背中に付いたベストで、体を冷やすことができます。
冷却クールベスト
冷却クールベストとは、冷水や氷を搭載されたタンクの中に入れ、チューブを通して循環させるベストです。
アイスベスト・水冷クールベストのメリット
真夏でも一瞬でガツンと体を冷やすことができます。
ファンなどもなく、ほぼ無音で、粉塵現場にも対応できます。
デメリットは、丸一日稼働させるためには、氷や保冷剤、冷たい水を補充する必要があることです。
クーラーボックスで予備水を持っていったり、コンビニで氷をかったりする必要があります。
また、冷水や保冷剤を背負うため、重量も気になります。
しかし、それを踏まえても空調服にはない冷たさを体感できます。
冷却クールベストを選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 内蔵する水や氷の量
- 保冷力
おすすめのアイスベスト
おすすめは、バートルのアイスベストです。
価格:2849円 |
メッシュ素材で保冷剤が背中だけでなく、両脇にも2つ入るポケットもあるため、冷却効果抜群です。
空調服のインナーとしても併用できます。
空調服×アイスベストで極寒を体験してみてください。
おすすめの冷却ベスト
おすすめの冷却ベストは、人気商品の山真製鋸株式会社のアイスマン・ベスト です。
価格:13980円 |
特徴は、保冷剤として凍ったペットボトルが入るタンク設計になっています。
猛暑日や、空調服では満足できない方におすすめです。
アイスベスト・冷却ベストについて詳しく解説した記事はこちら↓
3.ヘルメットインナーキャップ
ヘルメットインナーキャップとは、ヘルメットの下に被るキャップのことです。
昔はタオルを頭に巻いていましたが、今の時代、このヘルメットインナーキャップを着けるのが主流です。
ヘルメットインナーキャップのメリットは、以下のとおりです。
- ヘルメットのズレを防止
- ムレ防臭、汗止め、防臭
- 紫外線から守る
ヘルメットのズレを防止
ヘルメットインナーキャップを着用することで、ヘルメットとの密着性が高まり、ヘルメットがズレにくくなります。
ムレ防止、汗止め、防臭
ヘルメットインナーキャップは、吸汗速乾性や抗菌防臭性に優れた素材で作られているものが多く、汗をかいても蒸れにくく、頭部を快適にすることができます。
額の汗が垂れることも防いだり、インナーが汗を吸うのでヘルメットの防臭にもなります。
紫外線から守る
顔全体や首の後ろを紫外線から守り、涼しく感じられたり、日焼け防止にもなります。
炎天下では、かなり効果を感じられます。
おすすめのヘルメットインナーキャップ
おすすめの商品はTSデザインのバラクラバアイスマスクニンジャです。
価格:1408円 |
- ストレッチ
- 接触冷感
- 適圧サポート
- 吸汗速乾
- UVカット約99%
- メッシュ仕様
と性能は抜群で、センターがメッシュ仕様で風通しもグッド!
最大のポイントはネックカバー付きで後頭部・首筋を紫外線から保護します。
ネックカバーがいらない時は結べる長さがあるのも特徴です。
ヘルメットインナーキャップについて詳しく解説した記事はこちら↓
4.コンプレッションインナー
コンプレッションインナーとは、体にぴったりとフィットするインナーウェアです。着圧によって、血行促進や筋肉のサポート、疲労軽減などの効果があります。
元々は、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すために開発されたシャツですが、ワークウェアとしても浸透しています。
メリットや特徴は、
- 汗の不快感を防ぐ
- 吸汗速乾性
- 接触冷感でひんやり
- 動きやすい伸縮性でつっぱらない
- 紫外線カット効果で涼しい
です。
夏の汗でビチャビチャなシャツは本当に不快です。
コンプレッションインナーは、着ていることを忘れてしまうような快適な着心地で一度着ると手放せないアイテムです。
おすすめのコンプレッションインナー
おすすめの商品は、アンダーアーマーのヒートギアシリーズです。
価格:3960円 |
アンダーアーマーは、コンプレッションウェアを世界で初めて開発したパイオニアです。
コンプレッションウェアと言えば、アンダーアーマーというぐらい今でもコンプレッションウェアを牽引しているメーカーで、品質はまちがいないです。
価格帯も2,000円台〜4,000円台と、少し高いですが、ぜひ一度快適さを感じてほしいです。
コンプレッションインナーについて詳しく解説した記事はこちら↓
5.アームカバー
アームカバーとは、腕を覆うカバーです。紫外線対策や筋肉サポートなど、さまざまな目的で使用されています。
暑い夏でもひんやりとした着け心地で、涼しく感じられるのが魅力
アームカバーならば吸汗速乾性に優れた素材を使用しているものも多く、汗をかいてもドライで快適な状態をキープしてくれます。
アームカバーの最大限メリットは、休憩時など、不要な場合にすぐに脱ぐことができることです。
現場では、安全面から肌を見せないため、長袖の作業着を着ます。
しかし、真夏の休憩時には暑くて上着を脱いだり、袖をあげたりストレスを感じますよね。
そこで、半袖シャツにアームカバーを着けている状態であれば、休憩時にアームカバーを脱ぐだけで半袖になれます。
また、半袖シャツ×アームカバーは、シャツの脇などから体に風が入りやすく、かなり涼しいです。
汗もアームカバーで拭けて、汚れたら替えるだけと楽ちんで衛生的。
夏には最高の組み合わせです。
あと、半袖シャツは、少し大きめサイズの方がより風が入るためオススメです。
僕も夏の軽作業時はほとんど半袖×シャツという格好です。涼しすぎます!
おすすめのアームカバー
おすすめの商品はアンダーアーマーのヒートギア アームスリーブです。
アンダーアーマー UAヒートギア アームスリーブ 1313490 001 メンズ コンプレッション アームカバー スポーツウェア : ブラック UNDER ARMOUR 価格:2120円 |
コンプレッションシャツ同様、高い吸汗速乾性を誇り身体をドライな状態に保つ性能が高い「ヒートギア」。
涼しさを生み出す吸汗速乾性の仕組みは、アンダーアーマー独自のモイスチャートランスポートシステムという、汗を素早く吸収し外部に気化させる構造で、身体を常にドライで快適な状態にします。
汗でビチャビチャならない快適さはアンダーアーマーの特徴です。
アームカバーについて詳しく解説した記事はこちら↓
6.水筒
現場の水分補給に欠かせないのが水筒です。
僕は、よく現場の自販機や、コンビニで飲み物を買っていました。
夏になると1日2リットル以上のスポーツドリンクやお茶を飲んでますが、毎回買っていると飲み物代もかなりかかってしまいます。
500mlのペットボトルドリンクは1本約150円ぐらいです。
1日あたり5本(2.5リットル分)で、750円ほどになります。
1ヶ月(20日間)にすると750円×20日で15,000円もかかっている計算になります。
もったいないですよね。
しかも、ペットボトルだとすぐに温くなってしまいます。
保冷や保温性がある水筒なら氷を入れていれば、1日キンキンの冷たい飲み物が飲めます。
持っていない方は、絶対に必須ですので購入しましょう。
水筒を選ぶポイントとして、
- 容量、大きさ
- 保冷や保温性能
- 飲み口の形状
です。
水分の1日に必要な容量は人によりますが、2リットル程度が良いです。
3リットルだと重さが3kg以上になり、持ち運びや飲む際にストレスを感じます。
なので、多く水分が必要な場合は2リットルの水筒を2本(計4リットル)持って行きましょう。
以下の形状や機能がある水筒は現場向きだと思います。
- フタはワンタッチで開けれる
- 飲み口は直飲みできるタイプ
- 真空断熱構造
特に真空断熱の保冷性能は必須です。性能が悪い水筒だと、猛暑日は氷がすぐに溶けてしまいます。
おすすめの水筒
おすすめの商品は、サーモスの真空断熱スポーツジャグ FJQ-2000です。
価格:4380円 |
おすすめポイントは、
- 2リットルの容量
- 持ちやすいハンドル形状
- 保冷効力(6時間)の真空断熱構造
- ロック付きのワンタッチのフタ
- 大きな氷が入る口径
です。
水筒を選ぶ際は、以下のメーカーから選ぶことをオススメします。
- 象印
- サーモス
断トツで保冷性能が高く、フタやハンドルが壊れにくいです。
無名メーカーの水筒は1年ぐらいで蓋が壊れていました。
使い方が荒いのかもしれませんが…
水筒について詳しく解説した記事はこちら↓
7.クーラーボックス
クーラーボックスは、保冷剤や凍らしたペットボトルを入れておくことで、熱くなった体を一気に冷やすことができます。
また、コーヒーやジュース、熱中症対策のゼリーなど、食料や飲料を冷たい状態で持って行く際に便利です。
休憩時は、キンキンに冷えたコーヒーやジュースで一服したいですよね。
僕は、クーラーボックスで冷やし麺の弁当を持って行ったりしています。
猛暑日のお昼に冷たいざる蕎麦は最高ですよ!
クーラーボックスには、硬い素材で作られたハードタイプと柔らかい素材でコンパクトに収納できるソフトタイプの2種類があります。
現場に持って行くなら、ハードタイプにしましょう。
ソフトタイプは、中身が潰れる恐れがあります。
おすすめのクーラーボックス
おすすめの商品は、コールマンのクーラーボックス テイク6 容量約4.7Lです。
【新品】【即納】コールマン(Coleman) クーラーボックス テイク6 容量約4.7L ブルー 2000033009 価格:2858円 |
350mℓ缶を6本収納可能な大きさで、ペットボトルや、保冷剤、お弁当など1人分を入れて使用するにはちょうど良いサイズです。
クーラーボックスは、アウトドアブランドのコールマンと、釣具メーカーのシマノが有名なメーカーです。
この2社から選ぶことで品質は間違いないです。
クーラーボックスについて詳しく解説した記事はこちら↓
まとめ
炎天下の現場は本当に過酷です。
真夏の辛い環境を乗り越える以下の熱中症対策グッズを紹介しました。
- 空調服
- アイスベスト・水冷クールベスト
- ヘルメットインナーキャップ
- コンプレッションインナー
- アームカバー
- 水筒
- クーラーボックス
これらのグッズは僕が長年、真夏の現場をこなしてきた中で愛用し、手放せないと感じる厳選した必須のグッズです。
紹介したグッズを揃えて活用することで、熱中症の対策はバッチリです。
今まで気合と根性で乗り越えてきた辛い夏の現場を快適に過ごしましょう。
この記事で、現場仕事の「つらい」という思いが少しでも軽減されれば幸いです。
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